男のきもの暦

二月その一

今月は創業月でもあり、節分あり、おばけありなので何を着て京都へ行こうかと思い、新しいのも出してみましたが、結局袖を通したのは十年前に作った結城でした。
三十になった時、そろそろ結城を着ても許されるかと、思い切って作った思い出の一枚です。
濃いグレーに白の子持ち縞が大の気に入りで、何度着ても飽きません。
何かと言うとこれを着てしまいます。
着れば着るほど体に馴染み、お手入れに出すと新品みたいにパリッとなって帰って来るのはさすが。
買う時は高いけど結局安くつく、まさしく一生物です。
襦袢は散々着て洗張してあったのを久々に仕立て直した看板尽くしの柄。色んな商売の看板が楽しく散りばめられています。

呉服・着物・和装 高知県高知市 (c) ごふく美馬.