男のきもの暦

五月その一

長年旧衣更えを守って来た私も、昨年ごろから暑さに抗し切れなくなり、五月も後半は単衣を着る事にしました。
これも古い着物で三條製。と言う事は二十三、四で作った物。
江戸小紋の角通しで、ブルーグレーの地色が単衣向きと粋がって、たしか六月の婚礼に招かれて誂えたもの。
最初は下平清人さんの紺の絽の羽織に家に有った古い夏袴を合わせました。

最近仕立て直し、二十代に作った物がまた違う似合い方をしてくれる事に感心。やっぱり着物は素晴らしい。

呉服・着物・和装 高知県高知市 (c) ごふく美馬.