私のいきつけ4 かき吉

今日はただいま開催中の洛風林展に応援に駆けつけてくれている堀江麗子副社長を案内して、「かき吉」へ。言わずと知れた高知で唯一のかき料理専門店である。
まずは県外客にはお約束のカツオのタタキを食べてもらい、いよいよ牡蠣尽くしの始まり。


一皿目は「かきのバター焼き」。単純な様だが、これを家庭でやると、ついつい火を通し過ぎてしまうが、ここは流石に絶妙の焼き具合である。


続いて「かきの卵とじ」。これがまた絶品。たっぷりのつゆにふわふわ牡蠣とふわふわ卵が浮かんで、青みのきざみパセリが良いアクセント。汁物に目のない私には堪えられない味である。


そしてメインは「かきの土手鍋」。といっても良くあるほんとに味噌で土手を作って、というあれではない。あらかじめ味噌味の出汁が鍋に入って来て、熱々をとき卵につけていただく。ここの味噌は白味噌なのに甘くない。実に食べやすい物である。

私はつい最近まで、ここの土手鍋を知らなかった。そもそも私にとってここは、昼下りにかきめしを食べに来る店であり、夜行く店のリストには入ってなかった。
それを教えてくれたのは高知の人ではなく、地方公演で来高していた文学座の若い女優さんであった。
彼女は以前高知に来た折、こちらの友人に連れて来てもらったそうで、「ここの土手鍋美味しいですよ」と言う。
最初はしつこそうで躊躇ったが、食べてびっくり、即好物メニューの仲間入りである。

県外客に名物を教えられるとはまことにお恥ずかしい。


〆はもちろん「かきめし」。米から炊いた、ちゃんとした釜飯である。おこげって何でこんなに美味いんだろう?

客人も大満足、私も久々に堪能。上々の一夜であった。

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