歌舞伎座さよならツアーを終えて
二日間に渡る歌舞伎座さよならツアー第一弾もおかげ様で盛況裡に終える事が出来ました。
総勢六十八名のご参加で華々しく歌舞伎座の桟敷席を着物姿で埋める事が出来ました。
金田中での昼食も和やかな雰囲気で運び、飾らない中に乙な味を秘めた江戸料理に舌鼓を打った後、歌舞伎座の夜の部へ。
眼目の金太郎くん初舞台の孫獅子には「涙が出た」との声多数で、未来の十一代目松本幸四郎ファンクラブの誕生の様相でした。
観劇後は宿泊先のザ・ペニンシュラ東京へ。最上階のレストランにて特別メニューのコースとワインを楽しみ、深夜十二時に解散、各自お部屋へ。都内最高ランクの広々とした客室に皆様驚きつつ、夢見心地で寛げたとのご感想がメールにて続々届き、企画者としても手応えを感じた次第。
いしだあゆみさんが雑誌で語っていて脳裡に焼き付いている言葉が浮かんで来ました。
「無駄は嫌いだけど贅沢は好き」。
安物買いの銭失いでなく、精神的優雅を求める方々のまだまだいらっしゃる事に心を強くし、第二弾の企画に闘志を燃やす美馬なのでした。